美。
それは女性に生涯つきまとう呪いのようなもの。
…と、昔読んだ小説に書いてあったような。
(いつものごとくうけうりです。)
それを読んだとき暮山は
なるほど、さすが作家さんというのはうまいこと言うものだな…!
と感心したものです。
女性は程度の差こそあれ、きっとみんな美しくありたい・美しくなりたいと望んでいるのでしょう。
それはある意味、美という呪いに囚われていると言うことができる…ということでしょうか。
今日からはそんな美のとりこである、われわれ女性のお話です。
暮山、分別ある女性のふるまいについて考察する
さて、質問です。
みなさんは同性の友人・知人から
◯◯さんて、おきれいですね!
かわいいですね!
等、容姿を褒められたらどのように反応しますか?
選択肢は次の3つです。
- 「いやー、そんなことないですよ。」と謙遜する
- 「ありがとうございます〜。今日は張り切ってお化粧しちゃったからかな!?」等、美しさの理由を自分以外に求める
- 「それが何か?」的な余裕の表情で受け入れる
暮山の経験上、日本人であれば多くの女性が選択肢1.を選ぶものと思われます。
実際、誰が見ても美しいと思えるような女性が選択肢1.の発言をするのを今までよく目にしております。
選択肢2.はその後の会話を笑いに持って行ったり、はたまた新作の化粧品の話に広げたりできる高度な会話テクニックを持つ方が選びそうですね。
そして選択肢3.。
これを選ぶのは日本人ではごく少数派であり、うちほとんどはモデルさんや女優さん等、誰が見ても文句なしに美しい上、その美しさは生まれ持ったもののみならず、本人たちの並々ならぬ努力や事務所の財力等により成立しているケースであると思われます。
一般人がうっかり選択肢3.を選ぶと、たとえどんなに美しい人であっても、同性の友人が一人たりとも周りからいなくなってしまったり、同性から毛虫のように嫌われてしまったりしそうです。
自身が美しいことはもちろんわかっているけれど、その美しさへの賞賛の声を受け入れることの代償はあまりにも大きい。
それがよく分かっているので、美しくも賢い一般人女性たちは絶対に選択肢3.を選ばないのです。
(少なくとも同性がいる前では。)
それこそが分別ある大人の態度というものなのでしょう。
しかし暮山、この目でしかと選択肢3.を堂々と選ぶ、美しくも賢い一般人女性を見ました。
そのとき暮山が受けた衝撃はあまりにも大きく、その当時の記憶は数年が経過した今でも色あせず鮮明に残っているのです。
(次回に続きます。)
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