以前、『メイドと暮山編』で紹介と見せかけた家自慢(借家なのに)をした際に触れましたが、暮山夫妻が今住んでいるエセ金持ち風豪邸にはちょっとした庭があります。
(家の紹介と見せかけた自慢を繰り広げた記事はこちら→ メイドと暮山①:エセ金持ちマダムの身の丈に合わない生活 )
今、これを読んで
これはさらなる家自慢が繰り広げられるのか…?
…と思わず身構えた方もいらっしゃるかと思います。
当然のご反応です。
他人の自慢話を延々と聞かされるほどの苦痛はなかなかないものです。
暮山の豪邸自慢(でも借家)の記事を延々と読まされるくらいなら、その時間を使ってバイデン大統領のツイートを就任時までさかのぼって読んだ方が100倍くらい有意義な時間が過ごせそうです。
(前回の緊急企画以降、すっかりバイデン大統領ネタが気に入ってしまった暮山です。)
(バイデン大統領ネタ初回登場記事はこちら→ マダム暮山誕生裏話②:詐欺師ノーサンキュー!初心者のTwitter術? )
しかしご安心ください。
暮山が今回書きたい内容は、断固として豪邸(借家)自慢ではありません。
なにせこの庭、みなさまの想像の斜め上を行くありさまでして、決して人様に羨ましがっていただけるような代物ではないのですから。
少し前に中東某国内で引っ越しをした暮山夫妻。
暮山は訳あって少々長めに日本に帰っていたので、新居の内覧や契約、引っ越し業者との連絡等の手続きは全て、中東某国にひとり残った夫がやってくれました。
新居選びは夫が内覧した時の印象や詳細を報告してもらいつつ、送ってもらった写真を見ながら2人で相談して進めました。
その際、暮山が重視したポイントは以下の通りです。
【暮山の引っ越し先評価ポイント三選@中東某国】
- カウンターキッチンかどうか
中東某国の家は概して広いため、カウンターキッチンでない場合ダイニングテーブルとキッチンの距離が長くなりがち。
お料理を出したり片付けたりする際に長距離を何往復もするのは避けたいと思うと、カウンターキッチンを選びたい。 - 浴室に湯船があるかどうか
日本人としては湯船に入る選択肢を取り上げられて生きるのは不可能と思っているため。
日本国外では暮山の敵対勢力である湯船不要論者が暗躍しているのか、中東某国には十分すぎるスペースがあるのに湯船なし・シャワーブースのみというよく意味が分からない物件が存在するので注意が必要。 - 良いスーパーが近くにあるか
引っ越し前の住居の気に入らなかった点は、徒歩で行ける範囲内にお気に入りのスーパーがなかったことであった。
前の住居のすぐ近くにあったのは、日本人はあまり寄りつかない低価格帯スーパー。
誰が買うのか疑問に思うような真っ黒に傷んだバナナが山ほど積み上げられていたり、中心部分が傷んだ玉ねぎに当たる確率がやけに高かったりして、個性的で良いのだけれどお気に入りとは言い難いスーパーだった。
暮山夫妻の新居となった家は、上記3ポイントを全て満たす優良物件でした。
夫が送ってくれた写真を見ると、新居はずいぶんと立派な豪邸のように見えたものです。
ただ、ひとつの写真を見て心に即座に浮かんだツッコミを、その時はなぜ言葉にしないまま飲み込んでしまったのでしょうか。
暮山は後になってツッコミを飲み込んでしまったことを猛烈に悔いるはめになるのですが、この時そんなことはまだ知るよしもありませんでした。
暮山が新居を実際に見ることができたのは、引っ越し前日でした。
新居の鍵を手に入れ、夫と2人ワクワクしながら明日からの新しい生活の場に足を踏み入れます。
そこは写真で事前に見た通りの豪邸でした。
広々としたキッチンにリビング、大きな窓のある明るい部屋、湯船のある大きなバスルーム……。
インスタグラムで人気を集めるインフルエンサーがその素敵な暮らしぶりを公開していそうな空間です。
(※暮山はインスタのアカウントすら持っていないため、全て勝手なイメージです。)
ふと気がついて窓の外を眺めると、そこには暮山たちの新しい庭がありました。
そう、写真で見た通りの荒涼とした砂漠のような荒れ果てた庭が。
(次の記事はこちら→ 庭と暮山②:日本の非常識が常識⁉︎荒地が新築豪邸の庭)
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