庭と暮山⑦:考えるべきは費用と労力!天然芝vs人工芝

-前回までのあらすじ-

これは少し前に暮山夫妻が中東某国内で引越しをしたときの話。

訳あって暮山が新居を実際に目にしたのは引越し前日になってから。

窓の外に広がるのは、内覧時の写真で事前に目にしたのと全く同じ状態の荒れ果てた砂地の庭

引越し後まずは家の中を整え、2週間程度で生活が落ち着く。

そろそろ庭をなんとかせねばと思った暮山は、インターネットやマンションの管理事務所を通じて造園業者とのコンタクトを図るも、軒並み先方からの返信がもらえず撃沈する。

もう荒れ果てた庭はそのままに生きていこうかなどと思い始めたころ、見かねた夫がインターネット経由で見つけた業者に接触を図ると、なぜか直ちに折り返し連絡が来る。

暮山は釈然としないながらも、約束の日に家にやってきた業者のおじさんと話をする。

おじさんのていねいで誠実な対応がすっかり気に入った暮山。

おじさんが帰りがけに、落ちていた虫コナーズをそっと玄関ドアにかけておいてくれたことがダメ押しとなり、庭をお願いするのならぜひ彼の業者にしたいと考えたのであった。


(前回の記事はこちら→ 庭と暮山⑥:決め手は虫コナーズ⁉︎ついに造園業者決定! )

(「庭と暮山編」初回記事はこちら→ 庭と暮山①:自慢の豪邸?しかも理想の庭付き⁉︎ )


芝生と暮山

虫コナーズのおじさんはすぐに見積もりを送ってくれました。

大方の予想はしていましたが、なかなかのお値段です。

個人の庭なのに、調子に乗って自動で水撒きしてくれるスプリンクラーの設置までお願いしているからなのでしょう。

自分の庭の水くらい自分でまきなさいよ


…との呆れ声が聞こえてきそうです。

正直なところ、暮山もそう思います。

しかし、季節が夏と真夏しかない中東某国では雨が滅多に降らないため、芝生の水やりは毎日必須になります。

その上、暮山夫妻はだいたい1年に1度くらい・2週間程度は家を空けて日本に帰国しております。

そこを考えると、家を空ける際に水撒きを頼める人がいない以上、スプリンクラーは設置せざるを得ないように思えました。



問題はそればかりではありません。

初期費用は1回の支払いで終わる分、まだ良いのです。

問題は維持費と、そこにかかる労力です。

調べたところによると、生育期(日本の夏にあたる季節)の芝は1㎡あたり5ℓ / 日の水が必要とのこと。

暮山夫妻の庭はさほど広くはありませんが、毎日広さ×5ℓ分の水道代がプラスされると考えるだけで軽いめまいを覚えます。

また、芝というのは生育期にはどんどん伸びてしまうため、定期的に芝刈りをして綺麗な状態に保つ必要もあります。

芝の生育期は上述した通り、日本の夏にあたる季節のこと。

その意味するところは、ここ中東某国では年中無休の365日いつでも芝の生育期であるということです。

灼熱の太陽の国・中東某国での年中無休の芝刈り労働は、想像するだに過酷です。

暮山
暮山

アレ・・・?

オカシイナ、暮山ッテインドア主婦ダヨネ…?

庭ヲ手入レシタトタン、アクティブ庭師ニ大変身シチャウノカナ…??


過酷な芝刈り労働は、想像するだけで脳の処理スピードを低下させます。

これが現実のものとなったら、暮山の脳は一体どうなってしまうのでしょうか。



そこまで考えたとき、暮山の中に住むもう一人の暮山が言いました。

暮山B
暮山B

かの有名なマリーアントワネット王妃の名言に

『パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない』

とのお言葉があるのをご存じ?


今ワタクシも歴史に残る名言を残させていただくわ。

『天然芝がダメなら人工芝にすれば良いじゃない』



・・・たしかに。

名言かどうかはともかく、一理あります。

そもそも、暮山はどうして今までこんなにも天然芝にこだわっていたのでしょうか。

人工芝であれば芝刈りは必要ありませんし、水やりももちろん不要なので、スプリンクラー設置分の費用まで浮くので万事解決に思えます。

思い立ったが吉日ということで、さっそく夫から造園業者に人工芝での見積もりを送ってもらうようお願いします。



新しい見積もりはすぐに送られてきました。

暮山
暮山

・・・・・・。


スプリンクラー設置費用がまるごと浮くため相当の経費削減になるかと期待していたのですが、実際の金額はほとんど同じでした。

(人工芝の方が少しお得ではあります。)

暮山、全く知らなかったのですが、人工芝そのものは天然芝の苗よりもお高いのですね。

そして、天然芝の場合とはまた違った土壌を造る必要があり、そこにもまたお金がかかるとのこと。

もしかしたら日本では事情が違うのかもしれませんが、少なくとも中東某国では天然芝も人工芝も、初期費用に大きな差は生じないようです。


それでもなお、炎天下での年中無休の芝刈りが必要ないということと、日々の水道代がかからずにすむということはやはり大きな魅力です。

その日夫が帰るやいなや、暮山はさっそく人工芝へのプラン変更を提案しました。

暮山
暮山

初期費用は変わらないけど、維持コストと労力を考えて人工芝で行くことにしよう!

夫

うん、いいと思うよ。

Eさん(夫が親しくしている現地人の同僚)の家も人工芝だって。


『天然芝はすぐ伸びちゃうからねぇ。』て言ってたよ。

(現地の規格外のお金持ちであるEさんのお話はこちら→ メイドと暮山③:関係性が鍵?メイドと雇用主の実際の様子とは )



こうして暮山夫妻はアッサリと人工芝プランに乗り換え、例の虫コナーズのおじさんに作業を依頼したのでした。

作業にかかる時間は2日程度とのこと。

作業員の方たちは平日の朝やって来て終日作業されるため、当日は暮山が対応することになりました。



(補足)
文中で暮山Bが引用した『パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない』との名言(?)は、実はアントワネット王妃のお言葉ではないようです。
アントワネット王妃、とんだとばっちりですね。


(次の記事はこちら→ 庭と暮山⑧:気分はマネージャー⁉︎炎天下で働く作業員に差し入れを! )




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