庭と暮山⑧:気分はマネージャー⁉︎炎天下で働く作業員に差し入れを!

-前回までのあらすじ-

これは少し前に暮山夫妻が中東某国内で引越しをしたときの話。

訳あって暮山が新居を実際に目にしたのは引越し前日になってから。

荒れ果てた砂地のような庭はそのままに、まずは家の中を整える。

2週間ほどで生活が落ち着くと、インターネットやマンションの管理事務所を通じて造園業者とのコンタクトを図る暮山。

しかし軒並み先方からの返信は今にいたるまで受信していない(2021年6月28日現在)。

この事態を見かねた夫がインターネット経由で業者に接触を図ると、なぜか直ちに折り返し連絡が来る。

事前の打ち合わせでやってきた業者のおじさんは大変ていねいで誠実な方で、暮山はぜひ彼の業者にお願いしたいと考えた。

当初天然芝を植えたいと考えていた暮山であったが、初期費用、維持費、そして年中無休の炎天下での芝刈り労働が必要となることに気づき愕然とする。

そんな時、突如現れた暮山B(暮山の中に住むもう一人の人格)が天然芝への切り替えを提案。

初期費用はさほど変わらないものの、維持費と芝刈り労働がゼロになるとの魅力から、暮山夫妻は人工芝を発注することにしたのであった。


(前回の記事はこちら→ 庭と暮山⑦:考えるべきは費用と労力!天然芝vs人工芝 )

(「庭と暮山編」初回記事はこちら→ 庭と暮山①:自慢の豪邸?しかも理想の庭付き⁉︎ )


おじさんと作業員さんたちと暮山

作業当日、虫コナーズのおじさんはやはり時間ちょうどにやってきました。

暮山はさっそく出迎えて庭に通します。

暮山
暮山

・・・?

おじさんしかいない・・・?

他の作業員の人たちは??


疑問を抱える暮山をよそに、おじさんは庭の外に向かってなにやら話しかけます。

すると次の瞬間、4人ほどのよく日焼けした男性たちが次々と現れ、軽々と柵を飛び越えて暮山家の庭に現れました。



防犯上、暮山夫妻の住むマンションの建物内には、本来はエントランスを通らなければ侵入できない構造になっています。

暮山夫妻が住んでいるマンションの1階部分は外より1m程度高い位置にあり、さらに庭は1mほどのガラスの柵のようなものでぐるりと囲まれています。

つまり作業員のみなさんは、その身体能力の高さで2mの高さを軽々と超え、白昼堂々、暮山夫妻の庭への侵入に成功したということです。

(※庭と外の位置関係について、詳しくは冒頭のイラストをご参照ください。)

暮山
暮山

この防犯対策って全く意味がない ということがたった今証明されたな…。

それにしても、なにも事情を知らないご近所さんがこれを見たら、


朝から隣人が男性数人グループに襲撃されているようにしか見えない

のでは…?

通報されたりしたらどうしよう…。


小心者の暮山は、そのうち通報を受けた警察が現れるのではないかと気が気ではありませんでしたが、おじさんにとっても作業員のみなさんにとってもこんなことは日常の一コマであるらしく、気にも留めずに準備を始めています。


虫コナーズのおじさんは暮山に何点か確認を取り、『屋外は暑いので作業員たちに水をあげてほしい』と言った後、作業員のみなさんに指示を出してからどこかへと去って行きました。

おじさんはその後も2回くらい暮山家にやってきたり、作業員に電話をかけてきて、その電話でついでに暮山にも色々と聞いたりされていましたが、基本的には不在でした。

彼はきっと、他の方たちよりも少し偉い人なのでしょう。

彼だけは柵を飛び越えて庭に侵入することはなく、毎回必ずエントラスを通って玄関から家に入りますし。



作業員のみなさんのお水は、窓の外に置いて自由に飲めるようにしました。

真夏とはいかないまでも、その頃すでに中東某国ではベストシーズンが終わり、日中の気温はかなり高くなっていました。

屋外で肉体労働をするにはかなり厳しい環境です。

暮山はリビングでブログ記事を書きながら庭にいらっしゃる作業員のみなさんの様子を伺い、マメにペットボトルの水を冷蔵庫で冷やしては窓辺に運ぶという、小忙しい時間を過ごしました。



お昼近くになり、暮山はひとり簡単な昼食をとることにしました。

ふと庭を見ると、作業員のみなさんもお昼休みに入ったのか、どなたもいらっしゃいません。

(休憩に入る時も、やはり柵をひょいひょいと飛び越えて外に出た模様です。)

暮山
暮山

お昼ご飯についてはお願いされなかったけど、おにぎりくらい握って差し入れすれば良かったかしら…?

でも食べつけない外国のご飯をもらってもありがた迷惑かもしれない。

イスラム教徒だろうから、日本食では普通の食品でもNGなものとかもあるし…。


まさかお昼ご飯抜いてるってことはないよね…?


暮山が食事をしている間にお昼の休憩時間は終わったようで、朝と同じくまた次々と作業員さんたちが柵を乗り越えて庭に戻って来ました。

彼らがきちんとお昼をとったのかが大変気がかりではありましたが、ほとんどの作業員の方が英語はあまり理解できない様子だったので、残念ながら確認することができませんでした。

暮山
暮山

せめてお水くらいきちんと飲んでおくれ・・・!!


大量のペットボトルを抱えて、幾度となくキッチンとリビングの窓辺を行ったり来たりします。

つかの間、男子サッカー部やラグビー部のマネージャー気分を味わう暮山。

今思うと、気持ち的にも年齢的にも、マネージャーというよりはもはやお母さんの方が近かったかもしれません。



(次の記事はこちら→ 庭と暮山⑨:ついに庭が完成!オマケは気遣いのプレゼント )





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