コバエ@暮山家室内 の撲滅宣言は表明間近と予想されますが、敵はコバエたちのほかにもいるのです…。
今日はコバエたち以上に強力な敵と、奴らとの戦いについて書きたいと思います。
(コバエたちとの戦いについてはこちら→ 暮山の敵たち① )
敵その2:アリ
暮山、まさか自分の人生でここまでの熱き戦い(対アリ)を繰り広げることになろうとは予想もしていませんでした。
奴らとの最初の戦いはコバエたちとのそれより少しだけ前から始まります。
それはエセお金持ち生活初日…つまり今住んでいる家への引越し当日のことでした。
引越しの疲れもあり、日本から持ってきた缶詰等で簡単な夕食を取っているとき、夫が突然言いました。
…なんかアリが沢山いる…!
そう言われてよくよく見てみると、たしかにダイニングテーブルの上を元気に走り回るアリが数匹。
ウゲゲゲ
暮山夫妻はあわててティッシュを掴み、テーブルを運動場代わりにする不届きものたちを始末しました。
不届きものたちは体が小さいことで有名なアリ界のなかでもトップを争うであろう小ささであるため一度に始末しきれず、暮山夫妻はたびたび食事の手を止めてティッシュを掴むハメになりました。
引越しの疲れで、食事の後は暮山はさっさと寝たかったのですが、夫の指令により二人でリビング一面を掃除することになりました。
え〜〜〜〜????明日で良くない?
との心の叫びが喉元まで出かかりましたが、夫が目にも留まらぬ俊敏さでダイニングテーブルを拭き始めたため、仕方なく暮山も掃除機がけをすることにしました。
掃除をしたい気持ちには全然なれないけれど、掃除をサボったばかりに明日の朝起きてリビングがアリだらけになっていたら過去の自分をボコボコにしたくなりそうです。
アリは刺される恐怖はないのですが、
-
小さく飛ばないことから発見が難しい
-
ときにおびただしい数で群れをなす
という特徴を持っています。
この2点によって人は想像力を働かせすぎてしまい、恐怖を増大させてしまうのです。
アリ、恐るべし。
(種類によってはさらに噛まれることへの不安と恐怖も加わりますが、暮山家に出没するアリたちは小さいのでこの点はさほど心配なさそうなのが唯一の救い…。)
暮山家のリビングには焦げ茶色のカーペットがありまして。
見えてないだけで、実はこのカーペットの上に無数のアリたちが行列をなしていたらどうしよう…
と想像してしまったときの恐怖たるや。
不安に駆られ、夫婦揃って狂ったように掃除してから、床に這いつくばるようにしてアリチェックを実施。
入念なチェックを経て「合格」の判定を下し、ようやく寝床に向かうことができました。
…せっかくエセ金持ち風な豪邸にお引越しした初日に一体何をしているのでしょうね…。
しかしこれはほんの序章にすぎなかったことなど、このときの暮山夫妻には知るよしもなかったのです。
(次回に続きます)
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