暮山の敵たち⑤:蚊に悩まされて気づく日本製品の優秀さ

コバエたちに続き、アリたちとの壮絶な戦いに勝利を収めつつある暮山家。

しかしその裏で、もうひとつの絶対に負けられない戦いがあったのです…。

 

(コバエたちとの戦いについてはこちら→ 暮山の敵たち① )

(アリたちとの戦い 初戦はこちら→ 暮山の敵たち② )

 

敵その3:蚊

それは豪邸への引越し当日の夜のこと。

引越し作業と、アリの襲撃を受けてのリビング掃除&アリチェックを終え、へとへとになった暮山夫妻はようやく床についていました。

気持ちよく眠っていたのもつかの間、暮山は体にかゆみを感じ目が覚めました。

 

こ…これは…まさか…!?

 

いやいや、そんなはずはない。

日本の夏じゃあるまいし、中東某国で暮らし始めて今にいたるまで数年来、蚊に刺されたことなんて一度しかなかったじゃないか。

この国には蚊なんてほとんどいない…かゆいのも気のせい…。

 

現実を直視するのを拒否し、だましだましまた眠りにつこうとする暮山。

いいぞ…また眠りに落ちそうだ…というタイミングで、決定的な例の音を聞いてしまいました。

 

プゥ〜〜〜〜……ンン…

 

…残念ながら間違いなく蚊がいるようです。

日本にいれば迷いなくアースノーマットの電源を入れるところですが、中東某国に蚊がいるはずがないと思っていた暮山夫妻の家には、アースノーマットどころかあらゆる防虫用品がなかったのです。

暮山、少し考えた末に夫が寝ていることを目視で確認してから、頭と腕をブンブンと振り回して暴れ、そのまま頭からすっぽりと布団にもぐりこみました。

これで朝までぐっすり眠れる…

…というわけにはいきませんでした。

恥ずかしながら暮山、大の大人なのに規格外の寝相の悪さをほこる女なのです。

夫にもよく気持ち悪がられています。

全く自覚はないのですが、見ている側は起きているのかと思うくらい、ガサガサと動き回るとのことで。

当然、朝までおとなしく布団の中にすっぽりと収まっていられるはずもなく、間も無く布団から飛び出した腕やら足やらを蚊に刺されてしまいました。

 

かゆみに耐え切れずリビングにムヒを取りに行き寝室に戻ると、夫が起き上がっていました。

 

暮山:あ、蚊に刺されて起きちゃった?とりあえずムヒ取ってきたよ。

 

:…うん、ありがとう…。凛が急に頭ブンブン振り回して布団にもぐった後から刺され始めた…。

 

暮山!!!!!

 

なんと寝ていると思っていた夫に一部始終見られていたのでした。

二人で日本から持ってきたムヒを体に塗りつつ、いつ・どこから蚊が室内に入り込んだのか検証した結果、引越し作業中開け放していた玄関から侵入したのではとの仮説に至りました。

…が、今夜この後蚊に刺されずに寝る方法については妙案は浮かびませんでした。

アースノーマットを備えておかなかった己への行き場のない怒りを覚えつつ、結局なんとか自分をごまかしながら、極力布団から出ないよう気をつけ、なんとか朝まで眠りました。

(浅い眠りだったのは言うまでもありません。)

 

翌朝起きると、案の定さらに蚊に刺されは増えていました。

鏡を見てみるとなんと鼻まで刺されていて、良い年をして赤鼻のトナカイのような顔になっています。

このまま毎日こんな生活をしていたら顔が変形して人相まで変わってしまいそうです。

暮山夫も同様の懸念を抱いたのか、起きて早々ホームセンターに害虫駆除グッズを買いに出かけて行きました。

 

しばらくすると暮山夫はヨーロッパ製のやけにいかつい電動害虫駆除装置を3つも買って帰ってきました。

大きさはアースノーマットの4倍はありそうです。

救世主の到来に暮山夫妻は浮足立ち、その日からしばらくはこの3つをフル稼働させていました。

こんなに強力な装置があれば、もう安心。

蚊との戦いには勝ったも同然です。

数日後、暮山夫妻はまたしても目を背けたくなるような現実を受け入れざるを得なくなりました。

 

…この電動害虫駆除装置、なんかあんまり効果がない…。

 

2日目以降は初日の夜ほど蚊に悩まされることはなくなったものの、やはりたまに室内で蚊に刺されてしまいます。

おまけにこの電動害虫駆除装置

 

コバエや蛾も装置の中に取り込んじゃうよ♪

 

と書いてあるのに、コバエはその後も全く減らず元気良くブンブン飛んでいるし、蛾が壁や床でくつろいでいる姿を見たのも一度や二度ではありません。

電動害虫駆除装置は1ヶ月もしないうちに全くオシャレでないインテリアと化し、物の少ない暮山家を仕方なくにぎやかしてくれることになりました。

 

幸いなことにその後、ちょうど日本に帰国していた知人に頼み込んでKINCHOのヒット商品(と、暮山が信じて疑わない)・虫コナーズを手に入れることができ、睡眠を妨害されることもなく平和な日々を過ごしております。

蚊との戦いを通して、暮山は改めて日本製品の優秀さを目の当たりにしました。

日本の害虫駆除用品は省エネかつ場所もとらないのに効果絶大なのです。

日本にいた頃は気づきもしなかったそのありがたみ…。

それはまさに、実家を離れて初めて分かる母の愛のような…。

アース製薬およびKINCHOの社員役員のみなさま、今後はより積極的な海外事業の展開をぜひともお願いいたします。

特に中東某国で事業展開していただけたら、暮山をはじめ従来の害虫駆除用品の効果に不満を持っているみなさんの生活満足度が飛躍的に向上することでしょう。

とりあえず暮山、次回日本に帰国するときはアースノーマットと虫コナーズを必ず買おうと今から固く心に決めております。
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